10月に入り、いよいよ試験も目前となってきました。1年に1度の試験。独学者の方は自分の力で攻略法を模索していかなければなりません。私も経験しましたが、周りに同じタイミングで宅地建物取引士の資格を取ろうという人はいませんし、家族の応援があったとしても孤独な闘いだったと感じています。自分が実践して良かったなと思うことを振り返ってみました。参考になれば幸いです。
試験直前の勉強法
まず、模試は9月後半にはやり終えているのが理想です。そのなかで苦手分野や、自分が理解出来てなかった所を洗い出しておいて、そこを重点的に勉強します。重点的と言っても、使用するのは今まで使用していた問題集です。注意してほしいのが、色々な方がおっしゃっているように、優先順位としては権利関係以外の部分を完璧にしておいた方が点数に繋がりやすいと思います。
今から出来る対策としては、以下のようなところでしょうか・・・
- 問題集の出来なかったところに付箋を貼って、その部分を強化
 - 耳にワイヤレスイヤホンを付けて、家事の時間は耳学 おススメ→(YouTube不動産大学の覚え歌)
 - 問題集の出来ていない部分をスマホのカメラで撮り、休憩中等に勉強
 - じっくり時間が取れて机で勉強できるときは計算問題の解き方等、書かないと難しい所をやっておく
 - 隙間時間は無駄なく活用 おススメ→(宅建ドットコム)
 - 夜はしっかり寝て、朝に勉強
 - 通勤時間も耳学
 
2番に挙げている「不動産大学」はとってもおすすめです!恐らく宅建試験の勉強をされてる方は知らない人はいないかもしれませんが、自分も何回お世話になったことか・・・独学者にとっては励みになりますし、動画だからこそすんなり理解できる内容もあり、見ないと損です!特に覚え歌は無料でいいの⁉と思えるくらいです。実際、こちらの覚え歌のおかげで昨年の試験で答えに迷ってしまった設問の答えを導き出すことができました。歌以外もおススメで、勉強系のYouTubeは眠くなるものが多く、内容が全然頭に残らないんですが、この「不動産大学」をされている「棚田先生」は話が面白くて聞いていて飽きないんです。いかにも勉強、みたいな感じの動画では無いのでずっと聞いていられます。
5番の「宅建ドットコム」も隙間時間にかなり使わせていただきました。外出時にあの重い参考書や問題集を持ち歩くのって、結構苦痛ですよね。そんなとき、スマホ1台で過去問解き放題、〇×判定してくれて、解説までついている・・・素晴らしいですよね。手持ちの問題集に載っていない問題も解くことができるので、覚えておきたいことはスクショしていました。
それにしても、どちらも無料でこんなに情報を提供してくださるなんて、感謝しかありません。有料で、より便利に使用したりサロン入会が出来るサービスも提供しているようですが、無料で十分すぎる学びを得られます。
独学者の強みを生かす
スクールに通っていないと、先生のアドバイスも無いし質問もできない。直前の追い上げるための勉強法も分からない・・・不利な状況ではありますが、その分自由な時間と作戦を立てることが出来ます。決まった時間に通う必要もない、通学時間も無い。その自由な時間をマイペースに有効に使っていきましょう!!
試験日までの過ごし方 まとめ
試験直前とはいえ、今までの勉強スタイルを崩さず同じルーティンで生活していくのがベストだと思います。体調管理も大切だと思いますので、無理をせず、趣味も我慢せず、ベストなコンディションで臨んで下さい!!
筆者は試験直前の日、部屋の片付けをしてしまったり、全然関係ないネットニュースを見てしまったり、思うように勉強できませんでした。そわそわしてしまうんですよね。落ち着かない。そんな状態になる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここまで頑張った自分を信じて頑張ってください。
それにしても、今年も約30万人の方が試験に申し込まれたそうですね。(多い!!)
実に日本の人口の約0.24%に相当します。そんな沢山のライバル達と戦って合格をつかむ事が、どれだけ大変なことか想像に難くありません。宅建試験の合格基準が、明確にこの点数以上で合格すると決まっているわけではなく、その年の上位十数パーセントしか合格できないように調整されている点も難易度が高い部分かと思います。
試験会場に行くと、びっっっくりするくらい人がいてディ〇ニーランド?かと思ってしまう程です。この街の人、全員試験に来ました?と思っちゃいました。トイレ渋滞にお気をつけください。それでは皆様のご検討をお祈りしております。

  
  
  
  

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